訪日インバウンドの　もうひとつの風を考える～

ちょっとしたカゼで　私の場合も１か月以上こじれる場合が多い
ため、カゼにはいつも　要注意、だ。特に冬の季節と初夏は・・。

カゼに関して、最近もうひとつの話題があります。
今、最も注目のワード　「便座」です。

気がつくと　５千元くらいの便座がショッピングモールで売れています。
すこしばかり　裕福だなと感じる各家庭においても　このような便座が
備え付けられています。

中国内でも　「松下」のベンザがなぜか人気です。
やはり　ＴＯＴＯではないようです（内容が違うというより）路線が違う
ということでしょう（品質管理に対する社の戦略の違いですね）。

ところで、このベンザに関しては　いささか殿過ぎる報道が多すぎます。
確かに　このベンザに関しても　圧倒的な購買力を有する中国人ですが、
ショッピングすべてが訪日外国人のなかで　中国人だ、という報道と誤解
です。

しかし、この「中国」の爆買もそんなに長くは続きません。一時的な現象
と考えておいたほうがよさそうです。　価格に敏感な彼らにとって、今の
円安が止まれば、それこそパタッと購買も止みます。

２年前の半額程度でモノが買えるとなると　即、爆買に走るという現象、
現象というより毎日、何度も繰り返し報道される買い物風景。

この現象に、報道に　遅れまじと体制を整えよう、対策をと考える商店や
コンサルタントたちの過度の扇動的な行動？はあまりに先を見ない偏った
判断でもあり短絡的です。

来年の春頃にはぴたっと止まり、静かな、今までどおりの訪日風景にもどる
ことも予想されます。

この、異常とも思える　中国人の姿ばかりを追いかける報道や現実を
もっと冷静に見直すべき時がきています。

中国で言えば、　最近の株の急落・３割減。　日本国内での受け入れ
態勢の再構築、再検討。　日本国内の宿泊、運輸面での価格高騰。
サービス面の見直し。報道の偏重。

このままでは　日本国内でも倒産に追い込まれる商店・企業も出て
来るかもしれません。

これからの夏休みを迎え、そして９月末からの長い国慶節休暇も始ま
り　もうひと波乱がありそうな訪日インバウンド事情ですが、この
今現在の流れが変わると　今度は　またでディアがこぞって　其の変化
を一斉に報道し始めるかもしれません。