今回は、会員の皆様からの「便り」です・・・。
今や、私たちの周りでも、「介護」の話しは大きな[社会」問題とも
なっていて、政府も私たちも 本気で取り組む必要があります。
私は高齢の母親を介護しなければならない所に、作者と作品
《母のあし音》に出会いました。
彼女の本は私にとても感動を与えました。
彼女の弱々しい小さな体から大きな力が出ているのか、非常に
不思議に思いました。・・・作者とよく一緒に彼女の作品を読
んだり、聞いたり、自分で作った歌を歌ってもらったりしました。
また作者の家を訪れて、本の中に出てくる実物を探しに行ったり
しました。
この作品は作者が母親の介護の最後の十年の中で生まれた作品です。
詩の形式として、介護生活中の感想を記録したものです。
介護、若しくは寝たきりの病人等、沢山の人は苦痛の旅とも言っ
ています。この詩を通して、長い介護生活中で、苦痛と孤独ばかり
ではなく、詩があり、歌あり、美があり、人間愛もあります。
おはよう おはよう 目が覚めましたか お母さん／今日も きれいな空よ！
よくみえますか／＂《朝の目覚め》・・・・・・・・。
母親が平穏な晩年を過ごせるように、自分で作った歌を口ずさみながら、
介護したりしました。これは故意ではなく、彼女の曇りのない心情で
つくられたものです。
＂ 每朝 每朝おとりかえ／熱いタオルで拭きましょう／きれいに きれい
に拭きましょう＂《おとりかえの歌》
トコトコと床を踏む音がする／よう明け前 母のあし音がする／そっと
目をあけると／母が私の部屋をのぞいている／まるで幼子のように
／寒いからベッドへ行こうねと言うと／ホットして うなずく／
トコトコと床を踏む音がする／夜明け前／《あし音》
老人が子供のように、無力になり、哀切な現実であることを直截
に表現しています。精致で尚且つ飾りのない素直な気持ち、でも
深みが感じられ、高齢社会の問題に向けて、この作品を通して少
し考えさせられるでしょう。
沢山の方々に伝えたい気持ちで、私は代表として四か国語の詩画集
を企画しました。一年半をかけてやっと出版に至りました。
5月中旬より先ず全国の書店で発売されます。さらに世界に販売予定です。
この詩画集は介護の旅の途中の方々に、これから介護に入る
方々に、細やかな力と暖かい光を与えることが出来れば幸いです。
（企画部門代表 孟 梅 ：都日中会員
経済ビジネスクラブMember 2020年5月 )
静岡県知事からも推薦・支持を・・・！
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***（会員の皆様へは特典等もあります：
微信：ＩＤ：mei09034365795 孟梅
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