2018年2月8日夕刻、都内、品川のホテルにて、
「中国大使館・日中友好7団体」の新年会が昨年
に引き続き今年も同ホテルにて開催された。今年、
「日中平和友好条約締結40周年記念」ということ
もあり、程大使をはじめ、日中7団体(日中友好協
会丹羽会長や日中友好員連盟、日中協会等々の代表
他多くの会員・関係者が集い新年を祝った。
これまでの苦しかった日中関係ではあったが、どうや
ら昨年より、やっと日中間にも曙光が見えてきた
ようだ。日中首脳の会談、そして大型の経済団体の訪中
等など好材料も揃いつつ、今年以降は大きな関係改善の
期待も持てる。 是非とも本年の平和友好条約40周年を
記念に向けて、これからは嘗てのような良好な2国間で
あってほしいものだ。
今回も、多くの議員等が会場に終結したが、かつて、80
年代にはその中で、数人の議員とも一緒に訪中もした。今
でも立派に活躍をされ、そして日中の更なる発展のため
に活動をしているが、流石にあれから30年余という時の
経過と 時代の変化についていくのも大変である。
そして、当日の様々な方面に従事している方々との話の中で
「高齢化と体力」の衰えは免れないな、とも感じた。
これらも又、今後の各団体が抱える大きな課題である
と思わざるを得なかった。
いわゆる、各団体が直面している大きな課題、3K?~
問題~高齢化(組織内会員等)、経営経費苦戦(財政問題)
そして狭小化(会員減少)といった大きな課題も各団体とも
抱えているようだが、今後は早急に取り組むべきである。
新年に向けてのお祝いの時でもあったが、参加者等の
「顔の表情」等をみてみると、そんな思いもついつい頭を
横切ってしまいそうな 少しばかり不安な一瞬もあった。
これからの両国の継続的で良好な関係を続けるのであれば、
私たちも強靭な体力も整えておかなければならないとも思う。
そして若々しい気力もだ。
来週末からは中国も本格的な休暇に突入し、誰もが新年
を祝い、家族や会社や組織のこれからの幸福を祝うべき
時ともなるが、ここでは純粋にお祝いと今後の安定と幸
福を願い、そして記念すべき一日でもあった。
しかし、わかってはいても解決までの糸口が見当たらなく、
以来、20年、30年が過ぎ去ってしまったようだ。
会場内のあちこちのテーブルにて、参加者の笑い声や祝福
の声が響いているのを見たり聞いたりすることは、本当に
楽しい ひとときでもあった。