• 日中中心に53年!激変そして変化とともに!中小企業等のコンサル業務に特化、また東京都日中・経済ビジネス委員長として、更にBizを展開~同時に地方創生、訪日IB促進に取組む~代表取締役秋澤文芳

    中国の変化~庶民そして農民の今後~

     

    北京の町を歩いているとさまざま人に出会います。

    農民風の姿で、 街中を自由に歩いている人

    そしてビジネスマンやOL風の パリパリに

    働き続ける人~

    ファッションの最先端を行く大繁華街においても,昨日、

    田舎から出てきたような人にも道を尋ねられることも

    あります。ほとんどが外地人といわれる他の省から出稼

    ぎに来ている人々です。

    政府の最重要課題の一つとして度々取り上げられて

    いる問題が、この貧富格差問題です。その大きな課題

    の奥にある問題として、都市部と農村の貧富の格差

    ですが、とりわけ深刻なのが農村における低収入問題です。

     

    政府も、毎年、5カ年計画で、いわゆる所謂5か年の需要

    計画として、国民一人当たりの収入を高めることを約束

    していますが、今尚多く残る農村での課題、特に大西部

    開発による農村地区の様々な「開発」を進めています
    が、現状はなかなか捗っていないようです。

    中国における農村人口は人口の半分程度とも言われ
    、更に貧農の比率も高く、国全体の国民一人当たりの年間収入を大きく引き
    下げていることにもなっています。一方、都市部での収入は拡大しています
    が、それも一部の者たちだけであり、それがまた、多くのおくみんの不満の
    種ともなっており、いずれにしても問題は深刻です。

    農村そのものの年収格差も拡大していますが、特に西部地区と東部では更
    に拡大しています。西部地区の農民の平均年収は2374元〔3万円程度)しか
    なりませんが、東部地区,いわゆる沿海部では9439元〔約13万円)となって
    います(2007年~2016統計)。更には、貧困地区では1300元程度に甘んじていて
    問題の解決は容易ではありません。

    新疆と四川省の田舎を訪問した時、その後の農村地区の開発状況をも
    見てきましたが、一部では農村観光や工業地区等に転化しているところもあ
    り彼等の生活は改善されつつありますが、今なお2億人以上いるといわれる
    貧困層を救うことは政府、行政の思い切った施策が必要なことは明白です。

    彼らの一部は北京をはじめ都市部への出稼ぎも増え始め、結果として北京
    等での住宅、食、医療更には交通問題、教育問題等にも波及しています。
    かつての日本もそうであったように、まだまだ多くの時間がかかりそうで
    す。このような大きな問題を5年、10年というように一気に解決しようとす
    ると更なるひずみも生じてくると思われます。

    今後の夢は~

     高層の重厚なアパート、マンションに住みたい~

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