• 日中中心に53年!激変そして変化とともに!中小企業等のコンサル業務に特化、また東京都日中・経済ビジネス委員長として、更にBizを展開~同時に地方創生、訪日IB促進に取組む~代表取締役秋澤文芳

    小奇麗な町に、 住環境と食事、買い物ができる街並みがそろえば

    その街は大きく発展もし、機能します。

     

    そんなミニ都市を目指すのが 本年末に移転する北京の移転先

    だ。 現在の街の中心部より40分程度の 新副都心は流石に

    4兆円を投資しただけあって、中国内のその他の都市をあちこち

    見てきたが、 今回のような大工事は1970年代以降、見たコト

    もない。

     

    市庁舎、議会棟、行政棟、サービス機関をはじめ、 大学、学校

    等などがこれでもかというほど急ピッチで建設されているが、

    完成された暁には、その新しい町も「新名所」になるのではないか。

     

    近くには水辺の街、運河の町もあり環境にはやさしい。

    そんなニュータウン・副都心であれば歓迎したいものだ。

    空気も澄んで綺麗な町に、 交通渋滞から解放された新しい副都心へ

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    中国・北京の風 6月号 news一部です~

       写真で見る~中国を前から後ろから 

                北京やその他都市にて

    暑いとなると文章も読むのも嫌になってくる・・・

    ということで、今回も写真やイラストを多く取り

    入れました。

    今回の中国シリーズは次のとおりです;

    中国 うしろから斜め読み~今、灼熱の北京、

    中国大陸・・・・

     

    日中、息をするのも苦しいほどの暑さと

    市内東部地区の

    粉塵によるマスク必携の道路上だ。。。

     

    1 先々月、少しばかり暑さを感じていた 

    北京であったが

    今月6月、まさに日中は地獄を思わせる真夏日続きだ。

    日傘も不可欠だが、それ以上にマスクも必要と感じる時

    もある。 路上での大規模な工事のによる粉塵だ~

      

    わざわざ、道路の上で砂利を捏ねたり運んだりし

    なくて  も、いいはずだが、中国内での工事は

    いつも路上で作業。

    歩く人の気持ちも考え、道路の内側の工事現場

    できちんと  作業をすればいいのにと・・

    いつも思いながら道路を通過。

     

    余りの暑さに、今までの革靴を脱ぎ捨て、涼しい、

    安い28元で買ったばかりのメッシュの靴が、

    一日で茶色になってしまった。

    自室に戻り泥は勿論、そのホコリを必死になっ

    て取り除いた。

    ビジネスマンは革靴という私たちの今までの

    ホコリも此処では  全く感じない。

    額から、汗が飛び出る。あと2,3か月も続く

    北京の夏だ。 もっとカラダを鍛えないと。。。。

    2 流石に 4兆5千億円の大工事がいよいよ

      佳境に~北京遷都!

    北京市政府の大移転計画~市内から40分ほどの

    通州区へ「遷都」

      

    長閑な・・運河の街に北京市政府が引越して来る~

    本年末には。

    当面、45万人が市政府関係の建物等を中心に

    移動してくる。

    地下鉄に乗ること天安門より乗換も含め50分

    程度で6号線(地鉄)  の終点地区へ辿り着く。

    地下鉄1号線よりは圧倒的に便利な路線、6号線だ。

     

    働く場所が移動ともなると、通勤時間も大変だ。

    教育も・・。

    給料はそのままだが、周辺の不動産価格は6,

    7倍になった。  富める者は益々富む・・これが

    現実だ。中古でも1億円はする。

    中国内に様々な経済特区と新区が設立されたが

    (西安、蘭州、   昆明、鄭州等)、最近の新区

    はどれもが失敗!とみる。

    街の賑わいなどまったく感じられない最近の

    特区~これが現実。

     

    しかし、この新副都心の北京市副中心は今までの

    都市、特区は内容そのものが異なり 市政府も本腰

    を入れていることもあって  先ず、成功したモデル

    新区となるはずだ。

    (何よりもしないから近い、便利、機能的・・のように

    見えるからだ)

    あと4,5年後の状況を見てみたい。

     

    3 取り残される老人は一体どこへ~特区に面した

      旧市街の人たち

      

    先の北京政府移転先である通洲区(市政府予定の

    建物からすぐ近く の旧いアパートに住む)老人たちは

    今後どうなるのであろうか。

    すぐ隣にはとてつもない大きな建物が並び、今までの

    生活とは 全く異なる生活パターンを余儀なくされるの

    ではないだろうか。

     

    4 北京の最大のイベント会場「国家会議センター」

      にて旅の博覧会  が今年も開催された(6/16-6/18)。

    しかし 此処にも政治の波が~

      

    賑わう日本地区

     

    閑散韓国地区 将に冬のようだ?

    いつもなら会場全体が賑わう年一度の、北京での

    旅の博覧会。

    だが、韓国ブース前は人がいない・・。一方で日本

    政府等の展示場近辺では訪れる客が次々とパンフを

    受け取り~訪日準備?か。

    中国での、相変わらずの海外旅行ブームは当分、

    続きそうだ。

    (これも、政治的困難な事件や課題がなければの

    ことだが。。)

    日中の友好も、今現在の北京の天気のように

    もっと暑く、いや熱く!

    ということを願うばかりだ。

     

    5  そして大学内では4年生と 院生が・・・

       巣立って行った・・故郷へ

       

    今回の北京訪問のひとつでもある卒業生との会話、連絡

    のために、大学を訪れた。

    1年から4年まで、地元学生たちに混じって学んだ日本から

    の留学生もその日、卒業した。

    そして 大学院生として更に3年間、 研究・勉学を続けた

    院生も無事、卒論にパスし、巣立っていった。

    皆、北京第二外国語学院大学の留学生だ。

     

    地元の中国人学生達も、4年間の観光学部での勉強

    を 終えて、共同生活の宿舎を立ち退き、ほとんどが

    田舎へ帰っていく。

    この日、6月16日には故郷から親たちも参加し、 最後の

    キャンパスライフを楽しんでいた。

     

    この大学は、 外国語大学という名前はついてはいるが、

    実質的には「観光、旅行」が中心の大学で、国家観光局の

    トップたちもこの大学の出身者が多い。

    そんなこともあって、私も迷うことなく2010年、2月

    定年まであと2ヶ月という時を待たずに、一念発起、旅行

    業界を去り留学を決めた。

    あれからもう7年。 いまではフリーな立場で研究生として

    籍を置き、教授たちとも交流を深め、地元学生たちとも

    訪日、訪中等の情報交換を進めている。

     

    おかげで、1971年の初訪中以来、 いまでも中国内

    の農村、郷村等を訪ねることが多い。 全土をくまなく

    1.99回~2周した。

    観光に関係のある場所、ビジネスにつながる法人、個人等

    とのパイプも保持しているようにしている。 旅は続く。

     

    6 最後に、 中国最大の話題~ 先々月発表となった

      新経済特区・新区の 河北省の雄県・新安県を先週、

    訪問した時の記事をコラムとして綴った~

    国内の中国情報ニュースサイトのひとつ、

    Record-china レコードチャイナのコラムである。

     

    http://www.recordchina.co.jp/b181379-s133-c20.html

    今は農村だが、 あと数年後どの程度の新区となるかが、

    楽しみだ。   

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    今週末から 福建省へ~~ 2017Jun

    日中観光文化研究所・観光文化ツーリズム㈱ 代表

    秋澤文芳 akisawatourism@yahoo.co.jp

    090-1555-6754(東京・豊洲)

    http://abcnewstop.main.jp/kbt