寒い冬でも雪が少ない? そんな舞台裏の張家口を
他の海外のメディアの人たちや旅行社、並びに関係者の
方々と視察に参加してきました。
スキー競技の舞台ともなる、この河北省の都市ですが、
これといった特徴がないのもこの年の特徴です;しかし、
人口を考えても、現在500万人近くを有する、河北内の
巨大な「都市」といってもいいかもしれません。
北京からは、正直言ってかなり離れていますが、この地区は
万里の長城の城壁があちこちに見られ、いわゆる表の八達嶺
に比べて、裏側ともいうべき、北京郊外における緩やかな長城
の姿を、それこそ素顔の長城を見ることができるという点では
「観光」の要素はあるかと思われます。
正直言って、交通の便もさほど良くないですが、いずれは新幹線
で約1時間で結ばれるということでもありますので、河北省を
じっくり見て、まさに地方の都市のありのままの姿を感じる
という点では良いかもしれません。
雪にあこがれる台湾の人たち、 ヨーロッパの人たちからみて
その文化の違い、風土の違いを大いに感じさせる河北省第2の
都市を、そのような観点で、 また別の角度からみるということ
も、「中国に触れて感じる」旅を大いに体験できる、絶好の機会
だととらえて見学すれば、この地も大いに魅力はあるかと思い
ます。
なにしろ、これから売り出しの土地…という点では、いましか
見ることのできない、絶好のタイミングであると感じられます。
2020年や、2022年になって初めてみたこの張家口とは、まったく
別の角度から、今のこの年を見ることができて、良い機会だと、改
めて感じました。